行政書士受験を諦めた人の末路とは

行政書士受験を諦めた人の末路とは

■夢を簡単に諦めると、その後の人生は悲惨です!

行政書士試験は、今や難関資格として世間に認知されています。

資格偏差値というものがあって、行政書士は、偏差値60~65となっています。

これは、かなり難関であり、本気で勉強しないと合格できない試験であるということの証明でもあります。

当方は、今から30年以上も前の1991年度の行政書士試験を受験して合格しました。

当時は大学3年生でした。

行政書士試験を受験した理由は、2つあります。

1つは自分に自信を持つために何か資格が欲しかったということ。

大学に入れば、皆横一線ですから、その中で何か武器になるようなものが欲しかったので、合格が狙える資格として受験しました。

もう1つは当時は公務員も視野に入れていたので、試験分野が重なるため、公務員試験の前哨戦としても意味がありました。

そのようなことで、当時は、大学の中で誰にも行政書士試験を受験することは言いませんでした。

そして、試験会場に行ったら、驚きました。

大学の知人にその場で出会いました。

彼とはよく大学で会いましたが、お互いに試験を受けることは一切話していませんでした。

知人は、受験の結果は不合格でした。

当方は合格しましたが、そのことは、その知人には言いませんでした。

知人は、再受験をせず、一般企業に就職しました。

なぜ、再受験しなかったのかは不明ですが、それほど、行政書士試験に対して、思い入れがなかったようです。

その知人と先日、久しぶりに会いました。

話を聞くと知人は、転職を6回も繰り返したそうです。

転職を重ねるとどのようになるかというと、社内の目も「いずれはまた会社を辞めて転職するのだろう」くらいにしか見られません。

年齢を重ねれば、転職そのものも応募すること自体が難しくなります。

当然、年収も下がります。

いくら定年まで働いたとしても、中途入社の場合、退職金は多くは出ません。

そういう意味では、今後の会社員生活は、きびしいと予測します。

会社員生活が長いと自分で独立する、起業するということに対して臆病になるのでしょうか、その知人は、独立起業する意思はありませんでした。

仕事に対する情熱というものが感じられませんでした。

また、その知人は、若くして結婚したものの、子宝には恵まれませんでした。

奥さんに子宮の病気があるため、子ができないと言っていましたが、それも本当かどうか怪しいです。

(本当は、その知人は無精子症だということが判明しました。)

今も奥さんと二人暮らしですが、子供がいない分、他の友人の子供の話を聞くのが楽しみだと言っていました。

子供が欲しかったのならば、里親になるということもできたわけです。

でも、こういう人に限って、里親になって子供を育てるという発想や意志もないのです。

結局、その知人は、仕事もプライベートも中途半端な感じでした。

口先は達者で営業は得意でしょうが、話術に長けていると口先だけでごまかしてしまい、試験や子育てなどの面倒なことからは逃げてしまうタイプです。

当方が行政書士をしていることに関して、妬んでいるような口ぶりでもありました。

そのことを見抜いたので、その知人とは、それっきり会わないことにしました。

自分の夢や目標があれば、それに対して、挑戦してみることは重要です。

結果が伴わなければ、何度でも挑戦すればいいのです。

しかし、その知人はそれをしませんでした。

それが、今、大きな差になっているのだとつくづく実感しました。

50代となった知人の今後の人生は決して明るいものにはならないでしょうね。

若いときに本気で取り組むことは、その後の人生を輝かせることにつながるので重要です。

その一方、本気で取り組まなかった人には、後悔の念が残り、何も得ることなく、人生が終わるだけです。

年齢に関係なく、何事も本気で取り組むことの重要さを再認識しました。