■自社の強みを生かすためにアウトソーシングを行いましょう!
仕事柄、自分で事業を始めようという方やすでに長年にわたり事業を行っている方とお会いする機会が多いです。
起業すれば、必ず発生するのは、社内の管理業務です。
管理業務とは簡単に言えば、総務・人事・経理・広報等です。
大手企業であれば、それぞれの部署がありますが、中小企業や個人事業などでは、管理業務全部を事業主や従業員が丸抱えで行っています。
管理部門の業務は内務であり、縁の下の力持ちの存在です。
事業を行う上で欠かせない部署ではありますが、利益を生み出す部署ではありません。
ですから、管理部門の業務が増えすぎて、必要以上に時間と労力をかけていては、負担が大きくなり、業務全体に悪影響を及ぼして売上があがりません。
本来の業務を円滑に行うためには、管理業務を外注(アウトソーシング)するというのも一つの考え方です。
管理業務の負担が軽減されれば、営業活動を行うことで本業に専念できるので売上増加に貢献できます。
そのような背景から、事業規模の大小にかかわらず、管理業務を請け負うサービスがあります。
それが、総務代行サービスです。
総務代行サービスとは、事業者の総務の仕事を援助するサービスです。
具体的には、
□文書の管理やメール対応
□IT機器や複合機の設置及び管理
□電話や受付対応
□備品の発注及び管理
□オフィスの維持管理
□災害備蓄品の管理
□会議の準備等
以上の他にも雑用全般と言えます。
総務代行サービスでは、このような業務を単発で請け負ってもらったり、部門ごとにスタッフ常駐で丸ごと引き受けてもらったり、柔軟に対応してもらえます。
ですから、必要に応じて、外注すればいいので、費用的な負担は軽くなります。
外注先としてあげられるのは、
1.便利業者
便利屋は、他業種から進出しており、多種多様ですので、選定が重要です。
清掃系やIT系、各種代行業務等を請け負います。
経験や能力あるいは時間的な対応などがバラバラですので、単発として依頼するなら向いています。
2.士業
総務を代行する士業としてあげられるのは、社会保険労務士と行政書士です。
社会保険労務士なら、就業規則の作成から労働保険や雇用保険の事務手続を代行してもらえます。
顧問契約してもらえば、労務面の負担軽減となります。
行政書士なら、契約書や議事録の作成から各種許認可申請を代行してもらえます。
煩わしい書類の作成に悩むのであれば、依頼する価値はあります。
3.総務代行業者
総務全般を代行する民間企業です。
雑用を常勤で依頼したい場合やプロジェクトごと、あるいは期間限定やスポットで依頼したい場合など柔軟に対応してもらえます。
プロフェッショナルな集団ですので、当然、費用もかかります。
以上です。
経営学を学んだことがある方なら、よくお分かりになると思います。
アウトソーシングするということは、自社の業務の一部を外部の企業に委託することです。
それは、自社の独自の強みである(ノウハウや技術等)コアコンピタンス(中核能力)以外の業務を外部委託するというのが定石だからに他ありません。
要するに自社の強みを生かすために外注するのです。
そのほうが手法としてもコスト面も合理的なのです。
この考え方は、総務部門に限りません。
設計は自社で行い、生産や物流を外部委託するのと発想は同じです。
自社内ですべてを完結する必要はないということです。
起業する方は、ぜひとも経営学も学んでいただき、総務代行サービス等のアウトソーシングを活用していただきたいです。
