■ニートやひきこもりの子を持つ親が最後に残す生き残り策とは!
ニートやひきこもりが社会問題となっています。
ニートやひきこもりをしているのは、若年層に限らず、中年からシニアに至るまで幅広い年代です。
そんな中、ニートやひきこもりをしている子の将来を心配する親のために、ファイナンシャルプランナーが提案しているのが、「サバイバルプラン」です。
サバイバルプランとは、ニートやひきこもりをしている子がずっとニートやひきこもりをしたままの状態で、人生の最期を迎えるまでのライフプランを設計したものです。
数年から数十年もニートやひきこもりをしていれば、将来、働くことは難しいのはもちろんのこと、起業することもできないので、無収入を想定しています。
それを踏まえ、生涯、ひきこもりをしたとして、現在の資産から、年にどれだけの支出で生活できていくのかを考えています。
なんとも言えぬさびしいプランですが、厳しい経済状況と雇用環境では、やむを得ないのかもしれません。
しかし、このプランだけでは物足りません。
それよりも、いかに自立させるかを考える必要があります。
行政やNPOなどにひきこもりの相談窓口があれば、そこに相談してみるのもよろしいかと思います。
また、特にシニアのひきこもりには、孤独死につながる可能性がありますので、行政や地域との連携により、コミュニケーションをはかりながら、サポートできる体制を築いていく必要があります。
ニートやひきこもりは、きびしい言い方をすれば、現実逃避でしかありません。
本人だけでなく、支える家族も苦しいのです。
しかしながら、家族だけでは、限界があります。
家族以外の人といかにつながることができるかが解決への第一歩ではないでしょうか。
それでも心配な方は、見守り契約をしている専門家もいますので、最後の砦として、検討してみてはいかがでしょうか。