■キャッシュフロー表があれば、夢を実現し、家計を守ります!
バブル崩壊後30年が経過しましたが、未だに経済成長している実感はありません。
それ以上に消費税に始まり、増税が重く家計や事業の経費にのしかかっています。
給料は上がらない、退職金は減らされる、事業も売上が減少する、年金もカットされる等お先真っ暗な状態が今後も続くことでしょう。
それでは、どうしたら少しでも安心して生活できるのでしょうか。
その解決の糸口となるのが、キャッシュフロー表の作成です。
キャッシュフロー表とは、現状の収入と支出を割り出し、今後のライフプランを考慮して、貯金残高により家計の収支を把握する表のことです。
収支計算により、将来の家計状況がわかるので、住宅や車等の大きな金額を購入を検討するときに、判断に役立ちます。
また、収入と支出の項目への入力を通して、家計の問題点も把握することが出来ますので、改善にもつながります。
キャッシュフロー表はネットで探すとたくさん出てきます。
迷ったときは、やはり、日本ファイナンシャルプランナー協会のホームページにあるキャッシュフロー表をダウンロードしてみてください。
記入する項目は、
1.家族の氏名と年齢
2.ライフイベント
3.収入
4.支出
以上の4つです。
収入から支出を引いた貯金残高が自動的に計算されます。
これにライフイベント(住宅購入・自動車購入・学校等)を加えて計算してみます。
そうすると、貯金残高がプラスなのかあるいはマイナスになるのか把握できます。
キャッシュフロー表を見れば、住宅購入ならば、購入する、予算を下げる、あるいは先延ばしにする等対策を検討することができます。
また、子供の教育費のことが気になる方も教育資金がどれくらいかかるのか、それにより家計にどれくらいの影響が出るのか把握できます。
他にも親や家族や自分自身に介護が必要になったときに備えて、介護費用や老人ホーム等の施設利用料を計算しておくとよろしいかと思います。
完成したキャッシュフロー表を見て、貯金残高がどれくらいになっているのかがわかります。
プラスであれば、老後も問題ないかと思います。
収支トントンの場合は、経費削減をしなければいけませんので、どこを削るのか、検討してください。
マイナスの場合は、収入面と支出面を大幅に見直さなければなりません。
収入面では、60才以降も働く必要がありますので、勤務先を確保することも大事です。
同時に副収入も得る方法を見つける必要があります。
アルバイトやパートの他にもネットビジネス等の起業も視野に入れてください。
支出面では、経費削減に努めましょう。
どこを削減すればいいのか、わかると思います。
住宅購入を断念したり、車の購入も先延ばしや中古車にする等経費削減するしかありません。
キャッシュフロー表の作成は、家計を守ることでもあり、未来を見据えて計画的に行動することでもあります。
その中で自分や家族の夢を実現できるように、計画するものです。
単身者でも夫婦でもキャッシュフロー表を作成することは、今後の人生において役に立ちます。
自分で作成するもよし、専門家であるファイナンシャルプランナーに相談して作成してもらうのもいいと思います。
特にファイナンシャルプランナーに作成してもらえば、マネードクターとして、今後もライフプランの相談に応対してもらえます。
ぜひともキャッシュフロー表を作成してみましょう。