■資格取得で迷ったときに相談すべき相手とは!
終身雇用制度が事実上崩壊した社会において、会社からリストラされる等、会社を辞めてからどうすればいいのか途方に暮れる人もいるのではないでしょうか。
会社というものは、都合で従業員を解雇することもありますし、会社そのものが倒産してしまうリスクもあります。
ですから、会社に依存するような生き方は改めないと生きていけなくなります。
それでは、会社にしがみつかずに生きていくためにはどうすればいいのでしょうか。
会社から必要とされる人材になるか、あるいは会社の外で通用する人になるかが問われる時代になっています。
そのためにも、今までと同じ考え方という訳にはいきません。
必要なことは、自分自身のために少しでもスキルアップすることが求められています。
スキルアップするための有効な手段は、資格の取得です。
資格があることで、能力が担保されるわけですから、会社内だけでなく一般社会でも通用するスキルがあることの証明となります。
そんな資格でも、数多くある中から、どの資格を取得すればよいのか、迷う方もいます。
そのような方に、適格な資格取得に向けてアドバイスする役目をする人がいます。
それが「資格ソムリエ」です。
資格ソムリエそのものには、明確な定義はありません。
要するに資格に関するアドバイザー的な立場ですから、資格ソムリエという名称だけでなく、資格アドバイザーや、資格コンシェルジェ等も同様な意味です。
資格の大手予備校やユーチューバー等にも資格ソムリエ的な人がいます。
資格ソムリエとは、数多くの資格取得者であり、自身の経験やスキルから、資格取得に向けての適切な情報提供をしています。
中には100個以上の資格を取得している方もいますので、資格マニアの延長戦にいるような人であるとも言えます。
どの資格を取得するのがいいのか迷ったときやその資格の将来性についても聞きたいときには、相談してみてください。
自身のキャリアや能力、年齢等に応じたおすすめの資格を紹介してもらえると思います。
ちなみに当方も資格取得に関して、ご相談を受けたときは、自分自身の経験や資格の将来性についてお話させていただいております。
資格というものは、学歴以上に役に立つことが多いです。
例えば、建設業許可申請において、専任技術者を置かなければなりませんが、この専任技術者はその業種に関して実務経験がある人か、あるいは有資格者が就任します。
実務経験者だと証明する書類が多くなり、書類が揃えることができず許可申請ができないケースも多々あります。
しかし、有資格者だと証明する書類が大幅に省くことができますので、申請がスムーズとなりますので、会社でも重宝されます。
他にも不動産業なら宅地建物取引士を置かなければならないことが法律上定められています。
資格保有者はそれだけ貴重な存在です。
特に学生の方は、在学中に一つでも資格を取得することをおすすめいたします。
時間に余裕があるときこそ、チャレンジしてみてください。
当方も学生時代に資格を取得したことが、物凄く役に立っています。
また、社会人の方は、仕事終わりや休日などを有効活用して資格取得をめざすことをおすすめします。
お忙しいので時間に余裕はないかもしれませんが、その環境で資格を取得できれば、喜びもひとしおです。
会社員なら昇給につながる可能性もあります。
スキルアップにより、会社に必要とされる人材となれば、リストラの対象から外される可能性が高まります。
独立することも可能となります。
そうすれば、会社にしがみつく必要はありませんので、心に余裕が生まれます。
シニアであれば、資格取得を目標にすれば、脳が活性化されるので、認知症対策にもなります。
スキルアップで相談が増えるかもしれません。
そこから、依頼が増えて忙しくなるかもしれません。
いずれにしても、自分自身に役に立つ資格を取得すれば、人生が変わります。
そのような方向性を導く役割を担う人材が必要とされているのでしょう。
資格ソムリエとは、時代にマッチした職業とも言えます。
当方も資格の有用性を実感しておりますので、相談者にアドバイスしていきたいと思います。