取材活動を行うメリットとは

取材活動を行うメリットとは

■取材活動を行う上での心掛けや注意点とは!

メディアが多様化しています。

今や誰もがホームページやブログや動画等のツールを駆使して情報発信できる時代です。

自分の思いや考え方を記事にして伝えることができるのです。

それだけでなく、自ら取材を行うことで、取材した内容をもとに記事を書き上げ、発信することもできるのです。

かつてのようにテレビやラジオ、新聞、雑誌等のマスコミの記者でないと取材ができないというわけではないのです。

取材活動を行うのに資格や年齢は不問です。

取材先が合意してもらえれば、それだけで取材活動は成立します。

そうはあっても、取材活動を行うにしても暗黙のルールというものはあります。

それは、何かというと、

1.取材する側の自己紹介

取材する側が取材先に対して、自己紹介を行います。

それは、○○会社、○○士、○○団体の誰某と名乗るのは当然のことです。

2.取材する目的を伝える

何のために取材をするのかを明確に伝えます。

例えば、会社や団体の紹介、人物紹介、サービスや商品の紹介等。

3.取材後の対応

取材した内容を記事にして、どのように掲載するのかを伝えます。

例えば、情報誌記事、ホームページやブログ記事等。

以上のルールを踏まえて、取材の合意が取れたら、まず下準備を行います。

1.取材先の事前情報確認

ネット上で調べたり、著書や他の掲載記事があれば、事前に確認します。

2.取材時の質問項目の取りまとめ

取材時に取材先に聞きたい項目を順番に整理しておきます。

3.取材道具の確認

取材時に録音や速記、写真撮影等をする場合は、道具を用意しておき、事前確認しておきます。

上記の下準備を進めたうえで、取材活動を行います。

取材活動を行う大前提としては、取材先への敬意です。

忙しいのに、取材のために時間を取っていただくことに感謝しましょう。

取材方法は以下のとおりです。

1.対面取材

取材は、取材先へ直接訪問するのが最善です。

それは、取材先の担当者の表情や感情がわかることと周りの雰囲気がわかるからです。

2.電話取材

ただし、遠方や日程調整がどうしても難しい場合は、電話取材もありです。

直接、お話が聞けるのはいいですが、対面でないとわからない部分が補えません。

3.ZOOM取材

電話取材では取材先の表情が見えませんが、ZOOMを活用すれば、取材する側もお互いの表情を見ることができます。

表情が見えることで、相手の印象や話し方等の情報も入りますので、取材にも熱が入ります。

ZOOMであれば、全国各地や海外在住の方でも取材ができるので、便利です。

4.メール取材

メール取材は、対面や電話取材、ZOOM取材で足りなかった部分を補うものであり、メールだけの取材では、記事の内容も薄くなってしまいます。

取材後は、取材した内容を記事にします。

その記事の内容を取材先に確認してもらいます。

取材先に対して郵送あるいはメールで校正した記事を送ります。

修正があれば、直して完成です。

これまでに下記の団体等を取材をさせていただきました。

1.市民活動団体

各分野で活動する市民活動団体やNPOです。

就労支援を行う団体の話は貴重な経験でした。

2.自治会

孤独死対策で伺ったところ、住民同士のネットワークが強化されていました。

葬儀も自治会で行うことには驚きました。

3.ニートやひきこもり

本人も苦しいですが、支える家族も大きな苦悩を抱えていました。

一つの解決策としてサバイバルプランを提案しました。

4.子なし夫婦

子供のいない夫婦は、親族や友人、知人から、傷付く言葉をかけられることが多いそうです。

子供ができなかった理由を聞かせてもらったこともあります。

5.障害者

障害の程度にもよりますが、考え方に独自の癖がある方が多いです。

以上となります。

取材活動は、じっくりとお話を聞くことができますので、取材する方の考え方や人生を垣間見ることができます。

それが新鮮であったり、驚きがあったりします。

そこが面白い点でもあります。

聞き取った内容を記事にまとめる作業も時間はかかりますが、記憶が残っているうちにサッと書き上げるのがベストです。

読者のことを意識しながら、校正していけば、良い記事にまとまるはずです。

取材には特殊な技能や才能は必要ありませんが、聞き取る力と書き上げる力は必要です。

その意味では誰でも取材活動ができるという訳ではありませんので、注意が必要です。

日頃から、ブログ記事を書いている方や書類作成等の仕事をしている方なら適しているのではないかと思います。

取材を受けたこともありますが、取材する側が主導権を持っていますので、人の話を引き出すことが得意な方も挑戦してみてください。

これからも機会があったら、取材活動を行っていきますので、取材を受けてみたい方は応募してみてください。