■人にぶら下がって生きていこうという考えはただちに捨ててください!
世の中には、様々なタイプの人がいます。
それぞれ自分の道を切り開いて歩んでいるのであれば、問題ありません。
しかし、中には、横着な人間も少なからずいるので、迷惑を被ることもあります。
特に迷惑なタイプとしてあげられるのは、自分で何をしようとする意思がまったくなく、人を当てにして生きていくことを何とも思わない輩がいます。
つまりは、楽をして生きていきたいという人間です。
こういう輩は、人にぶら下がることだけに執着して生きているので、関わると厄介です。
こういう輩はぶら下がり人間であり、その生き方は「ぶら下がり人生」なのです。
人生は苦しいこともたくさんありますが、自分で努力もしない、汗も流さない、根性もない、そのような輩です。
中には、精神疾患を抱えている輩もいるので、まともに働くことさえできないわけです。
ぶら下がり人間は、誰か助けてくれる、あるいは援助してくれる人に一生もたれかかっていく覚悟を決めているので、他力本願な生き方をしているわけです。
つまりは、ヒモです。
自助・共助・公助で言えば、自助の精神を持っていません。
ぶら下がる相手が親であれば、ニートやひきこもりとなるわけです。
親以外でも兄弟姉妹や親族や友人知人であれば、その援助を常に待っているのです。
中には会社に勤めていて、会社の中で、言われたことだけをやるが、出世や責任ある立場には就かない「ぶら下がり社員」もいます。
ぶら下がるということは、生活の保障を得る代わりに相手の奴隷や召使いになることを意味しています。
支える立場の人の意向や考えに逆らえば、たちまち援助がなくなるのですから、当然のことです。
ぶら下がり人間は、遊ぶことは大好きですが、苦労したり、修行したり、勉強したりすることは、絶対にしません。
ぶら下がり人生は、就職・結婚・子育て・介護等の人生における学びや修練を経験する機会が少なく、中身のない人生です。
それでも、まだぶら下がることができるのであれば、生活できますが、ぶら下がる相手がいなくなってしまえば、大変なことになってしまいます。
次のぶら下がり相手を探しだすために動き出すのです。
そういう意味で、実にくだらない生き方であると言えます。
人生の意義というものをまったく把握できていない輩です。
人生の意義は、困難な状況や様々な経験を通じて、自分自身を磨くことにあります。
ぶら下がり人生は、人生の意義に反した生き方なので、健康を害する輩もいれば、トラブルに巻き込まれる輩、犯罪に走る輩や短命で終わっている輩もいます。
かつて、当事務所にも、働かせてほしいと言ってきた輩がいますが、断りました。
理由は、仕事が楽そうだからぶら下がれると本気で思っていて、自分から動き出すようなタイプではないと見受けられたからです。
そのようなくだらない生き方は、やめて、いち早く己の歩むべき道を進むのが正しい生き方です。
ぶら下がり人間が近づいてきたら、親族であろうと金を出さない、あるいは縁を切るくらいの覚悟がないと一生迷惑を被ります。
ぶら下がり人生にならないように、日々の努力や精進を惜しまない生き方が望まれます。