■賃貸住宅の維持保全の知識がある専門家とは!
人が生きていくうえで持つべきものの一つがスキルです。
そのスキルを持つための簡単な方法が資格の取得です。
資格の取得も難易度の高い資格から簡単に取れるものまで様々あります。
特に狙い目は最近創設されたばかりの資格です。
新しい資格は、資格保有者を一定程度増やしたいという想いがありますから、最初の試験はかなりやさしいので狙い目です。
そこで、今回おすすめの資格として紹介したいのが、賃貸住宅メンテナンス主任者です。
名前すら聞いたこともない方も多いと思います。
この資格は2023年(令和5年)に創設された民間資格です。
資格の目的は賃貸住宅の建物の維持保全に基本的な知識を有した人材の育成と輩出及びサービス水準の向上です。
ですから、この資格を有することで、賃貸住宅の建物の維持保全に関する相談やメンテナンスの各種専門家をつなぐ役割を担います。
賃貸住宅の維持保全の専門家というよりは、基本知識のある者と言えます。
資格の主催者は公益財団法人日本賃貸住宅管理協会です。
ご存知の方もいるかもしれませんが、最近、国家資格となった賃貸不動産経営管理士を運営する賃貸不動産経営管理士協議会の構成団体です。
賃貸不動産経営管理士試験の5問免除講習を行う団体でもあります。
つまりは、賃貸住宅メンテナンス主任者は、賃貸不動産経営管理士とは親戚のようなものです。
個人的には親子のように思います。(親が賃貸不動産経営管理士で、子が賃貸住宅メンテナンス主任者)
賃貸不動産経営管理士の有資格者や受験予定者なら、すぐにわかると思います。
賃貸住宅メンテナンス主任者という資格は、賃貸不動産経営管理士試験で学習する建物の維持・保全の分野に特化した資格だからです。
ですから、賃貸不動産経営管理士の有資格者や受験予定者は、すでに勉強している分野ですから、賃貸住宅メンテナンス主任者の資格を簡単に取得することができます。
ちなみにこの資格を取得したからといって、できる業務(独占業務)はありません。
ですから、この賃貸住宅メンテナンス主任者という資格の位置づけとしては、単体では効力はなく、あくまでも保有する資格のプラスアルファであると認識したほうがいいです。
そこで取得するのがおすすめの方は、以下のとおりです。
1.賃貸不動産経営管理士の有資格者及び受験予定者
2.不動産系資格(宅建士・マンション管理士・管理業務主任者)の有資格者及び受験予定者
3.建設系有資格者(建築士・建築施工管理技士・電気工事士等)
4.賃貸住宅管理業者
5.賃貸住宅メンテナンス業者(内装工事業・塗装業・屋根工事業等)
6.オーナー
以上です。
資格取得のためには、申込を行った後、協会より公式テキストが送られてきます。
講習動画を受講した後、オンラインで試験を受験します。
ちなみに講習動画はすべて見なくても受験は出来ます。
試験問題は100問です。
試験結果はすぐに判定されます。
基準点を取れば、合格となります。
例え不合格であっても期限内なら何度でも受験できます。
オンライン受験ですから、テキストを見ながらでも受験することができます。
ちなみに試験の日程は自分で決めることができます。
自宅でいつでも受験できるので、多忙な方でも取得しやすいです。
現状はこのような試験方式ですが、将来的に変更になるかは不明です。
また、この資格がいずれ国家資格になるのではないかとささやかれていますが、おそらく現状ではないと思います。
それは、賃貸不動産経営管理士も国家資格になる以前は民間資格でしたが、試験は会場で行っていました。
ですから、有資格者数は少なかったのです。
一方、賃貸住宅メンテナンス主任者は、オンライン受験ですから、申込者も多くなり、受講者のほとんどが合格するのですから、有資格者も多くなってきています。
その差が大きいと思います。
当方も賃貸不動産経営管理士試験受験後に、賃貸住宅メンテナンス主任者を受験し、合格しました。
試験勉強中に新たな資格が創設されたというニュースを聞き、せっかく勉強したので、受講しようと思いました。
有資格者となり、賃貸住宅のメンテナンスの専門家になったとは言えませんが、勉強した知識は不動産管理業や自宅の修繕にも役立ちます。
もし、建物の維持保全に興味がありましたら、この資格の取得をおすすめいたします。
