■女性経営者の中には、経営者としてのセンスやマインドに欠けた方もいます!
女性の社会進出はめざましいです。
家事をこなしながら、仕事もがんばる姿勢は敬服いたします。
私も職業柄、様々な女性起業家の方と出会いました。
立派な方も多いのですが、中にはとても残念な女性経営者もいました。
では、残念な女性経営者とはどのような方なのか、考察してみます。
1.暴走型・感情型
女性経営者ならではのタイプです。
感情的になり、周りが見えなくなってしまう方や女王気取りで周りの意見は聞かず、暴走してしまう危険なタイプです。
参謀役がいれば、変わるのでしょうが、ワンマンで周囲はイエスマンしかいない状況のため、暴走や自分勝手な思い込みを止めることができません。
過ちに気が付いた時は、時すでに遅しとなっています。
2.確執型
経営方針を巡り、親や兄弟姉妹、会社内部で対立してしまうタイプです。
相手の意見に妥協できればいいのですが、妥協できず、会社内を二分してしまいます。
その結果、失う物が大きいです。
大塚家具がいい例です。
3.奉仕活動利用型
自らNPO等の公益法人を立ち上げるも公益性よりも自己の利益や権威に執着するタイプ。
一見、奉仕活動に熱心に取り組んでいるように見せかけますが、本心を見抜かれると逆上します。
また、地域の奉仕活動団体に入って、奉仕活動もそこそこに、団体の会員に対して、自分の店の商品である呉服や貴金属を売りつける悪質なタイプもいます。
このタイプは腹が黒く、狸の皮をかぶっているので、気を付けないと痛い目に遭います。
4.お調子者型
実力も実績もないのに、口先だけ達者なので、周囲にもてはやされるも、やはり転落していくタイプ。
「豚もおだてりゃ木に登る」や「神輿に担がれる」ようなイメージです。
話術や美貌を利用していくので、外面はいいですが、内面は案外空っぽだったりします。
詐欺や悪徳商法に走る方もいます。
5.自滅型
酒やギャンブル、不倫等に走ってしまい、迷走してしまう論外なタイプ。
経営がうまくいっていても、落とし穴にはまってしまい、会社をズタズタにしてしまいます。
どん底から這い上がるのは相当難しいです。
以上です。
これ以外にもあると思いますが、総じて言えるのは、自己修練や勉強が足りない人や世の中を甘く見ている人が当てはまります。
また、つくづく感じるのは、よき参謀役を抱えることの大切さでしょう。
道に迷ったときやつまずいた時に助言してくれる存在がいれば、失敗せずに済んだのではないかと思います。
自社に参謀役がいなければ、外部の専門家に相談するのもよいでしょう。
女性起業家の活躍を願うばかりです。