シニアの防犯対策とは

シニアの防犯対策とは

■自分自身の生活を守るためには防犯対策が不可欠です!

以前に現役の中学校の教師がシニア宅に強盗に入り、帰宅した住人を殺害したニュースが流れていました。

この教諭は身の丈に合わない高額な家を建てた挙句、FXや競馬にものめり込んでいたため、金欠となり、面識のあるシニア宅に強盗で入り込んだわけです。

顔見知りということで、一度シニア宅に入ったこともあったことから、どうやって忍び込むかもわかっていたわけです。

この事件のように、シニア宅に狙いを定めてから、侵入して強盗を企てる輩がいます。

シニア宅なら、お金もありそうですし、ましてや鍵もかかっていないこともあるので、窃盗団の狙い目です。

なおかつ、体力も弱っているので、万が一、見つかっても逃げ切れると踏んでいるのでしょう。

ですから、シニアの単身者やシニア夫婦のみの世帯は、防犯対策をしっかりと立てることが大切となります。

シニア世帯が取るべき防犯対策としては、

1.鍵の施錠

家の鍵をかけるのは防犯の第一歩です。

なお、家の鍵はダブルロックであるのが理想的です。

また、オートロックであれば、なおさらいいです。

その他、窓の鍵もしっかりとかけます。

補助鍵を設置するとさらに防犯力が高まります。

2.防犯カメラの設置

防犯カメラを設置しておくことで、誰が来たのか録画されるので、確認することが出来ます。

また、家の前で盗難や暴行、交通事故等の事件が発生することもあります。

その状況が防犯カメラに記録されますので、警察の捜査に協力することもできます。

3.カメラ付きインターフォンの設置

玄関のチャイムが鳴ったとき、誰が来たのかわからないことが多いです。

わからないまま、玄関を開けると強盗だったりすることもあります。

カメラ付きインターフォンであれば、相手の顔が見えます。

顔が見えないような相手であれば、対応せず、帰ってもらいましょう。

4.センサーライトの設置

センターライトを設置すると家の前に人が来ると明かりがつきます。

泥棒は光を嫌がりますので効果的です。

5.砂利を敷く

玄関先や敷地内に砂利を置いておくと、泥棒が侵入したら、足音が鳴ります。

泥棒は音が鳴るのも嫌がります。

防犯砂利も販売されています。

6.防犯ガラス・シャッター

ガラスやシャッターも防犯用にしておくとさらに安心です。

防犯ガラスは2枚のガラスになっていますので、ガラスをこじ開けるのは困難です。

7.ホームセキュリティの導入

警備会社と契約しておけば、24時間対応可能です。

ただし、費用はかかります。

契約しなくても、玄関先に防犯ステッカーを張るだけでも効果はあります。

これらの防犯対策を取れば、空き巣や強盗等の被害を防ぐことは可能です。

空き巣や強盗は必ず下見をしますので、防犯対策が取られた家には侵入しようとしません。

防犯対策を心がけることは、自分自身の生活や財産を守ることです。

防犯に費用をかけることは、リスクヘッジだと思って、投資してみてください。

最大の防犯対策は、近所づきあいです。

ご近所と声を掛け合うような関係になっていれば、泥棒は嫌がります。

近所づきあいから地域力も高まり、防犯にも役立ちます。

一歩ずつ防犯対策に取り組みましょう。