■貧困家庭は、経済的にも精神的にも余裕がないので、中流家庭や富裕層とは噛み合いません。
地域の奉仕活動団体に所属しています。
昨年より参加していますが、この団体の役員たちと話がかみ合わないので、なぜだろうと思っていました。
時間の経過とともにその答えがようやくわかりました。
この役員連中は貧困家庭ばかりだったためです。
なぜ貧困家庭とわかるのか、それは、その役員の自宅を見てしまったからです。
老朽化したアパートに住んでいる人や見るからにおんぼろのゴミ屋敷みたいな借家に住んでいる人なのです。
とにかく貧困家庭の人は、考え方や発想が貧しいですし、世の中のことに疎いです。
役員の中にも中流家庭の方もいましたが、やはり貧困家庭の人とはギクシャクしてしまい、任期途中で辞任してしまいました。
貧困家庭同士は、案外仲良しです。
そして、貧困家庭にいる人が、やたらとこだわるもの、それは、肩書です。
なぜなら、貧困家庭であれば、社会的地位は低く、日々の生活は節約し、自分の住居や生活状況を他人に見せたくないため、つつまじく生きています。
だからこそ権威あるものに惹かれるためです。
それゆえに奉仕活動団体といえども、会の会長・副会長・会計といった役職に就くと、自分が偉くなったと勘違いしてしまうケースも少なくありません。
役員の中に貧困家庭がひとりや少数派であれば、抑え込むこともできるので、問題は少ないかもしれません。
しかしながら、貧困家庭が多数派となってしまったときは、とんでもないことが起こりえます。
貧困家庭の人達は、考え方が卑屈になっているケースが多いため、何かの事業を決めたり、実施するときでも、自分勝手な思考や行動に基づくため、会員にとっては、迷惑となることがあります。
また、自分たちの気に入らない会員がいたりすると、嫌がらせを行ったり、ひどいときには、追い出し行為を行うのです。
肩書や役職を利用して、日頃のうっぷん晴らしをしているのです。
その意味で、貧困家庭の人を役員にしてしまうと、本当に会の運営にとってもマイナスなだけでなく、組織そのものが崩壊してしまうリスクもあります。
ですから、私としても貧困家庭の人が会長を務めている奉仕活動団体において、会長にものを申して、身を引きました。
組織を健全化させるためには、貧困家庭で人の足を引っ張ることしか考えていない連中よりも、常識的で、毅然としている方を役員に就任させることで、真っ当な運営ができるものです。
また、貧困家庭の人は、いかに貧困から脱却できるのかを考えて行動すべきであります。
奉仕活動を行うならば、世のため人のため地域のために何をすべきなのか、何ができるのかということに真摯に取り組むこと姿勢こそが貧困脱出のカギとなります。
足りないものがあるからこそ、貧困になっていることを鑑みることから、人生が好転していくはずです。
貧困をなくすことは難しいですが、貧困家庭から脱却することは、決して難しいことではありません。
まずは自分自身の意識改革からすべてがはじまります。