■海外旅行へ行かなくてもパスポートを持っていると意外と役に立ちます!
シニアの方でお元気な方や体力のあるうちに海外に行ってみたいという方はたくさんいます。
海外に出国するために、必要な物といえば、パスポートです。
パスポートとは、日本政府が交付する世界で通用する国際的身分証明書であり、重要な公文書です。
海外に滞在中は必ず所持しなければなりません。
ところで、パスポートを取得するための手続について、ご存じない方も多くいます。
パスポート申請で一般的に必要な書類は、
□申請書(5年用と10年用があります)
□戸籍謄本または抄本
□顔写真
□本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等の顔写真付きのもの、パスポートをすでに持っている方はパスポート)
以上となります。
申請自体は、難しいものではありませんが、平日にパスポートセンター等に行くことができない方は、便利な代行サービスもあります。
申請は代理人でも行うことはできますが、パスポートの受取は申請者本人でないと受取はできませんので要注意です。
なお、パスポートを取得したからといって、必ずしも海外に行くとは限りません。
それでも急に思い立って海外に旅行へ行きたくなることもありますし、最近では海外留学をされる方も増えています。
そのため、パスポートを持っていて困るということはありません。
中には運転免許証を持っていない方で、パスポートを身分証明書代わりに取得して利用されている方もいます。
うまい活用の仕方だと思います。
実際に相続手続や不動産の売買での本人確認書類として活用されています。
ちなみに最近ではマイナンバーカードの出現により、マイナンバーカードを身分証明書として利用する方も増えています。
また、パスポートの所有者が亡くなった場合は、有効期限が残っている場合は返却の手続を行います。
都道府県の旅券課にて返却の手続を行うと、処理されて使用できなくなります。
普段あまり見たり、使う機会の少ないパスポートですが、日常生活で役に立つこともありますので、お持ちでない方は取得してみるのもよろしいかと思います。
また、かつて所有していた方で有効期限が切れた方も機会があれば、再度取得してみるのもよいかもしれません。
パスポートを持っていることで、海外への距離が近づくことは間違いありません。