ホスピス

ホームホスピスとは

■人生で最期を迎える場所を考えておくことも大切なことです!

人生の終末期をどこで過ごすかということは、人生の締めくくりという意味でも重要なことです。

余命いくばくもない状況なら、病院で過ごすよりは、少しでも自分らしく最期を迎えることができるような施設を希望する方も増えています。

終末期の場合、やはりホスピス・ケアを検討する方も多いです。

そんな中で、今、「ホームホスピス」が注目されています。

ホームホスピスとは、民間のケア付き共同住宅です。

医療と介護が一つとなったホスピスケアのチームとして、がんに限らずあらゆる病気や障がいを持って生きることの困難に直面している人とそのご家族の生活を支援しています。

ホームといっても、単なる家でなく、安らぎを感じられるという点がコンセプトです。

第二の家のようにリラックスして、最後まで安心して過ごすことができる居場所をめざしています。

それは、施設を新たに立ち上げるのではなく、空き家の民家を有効活用しているためです。

また、地域に開かれているという点も大きな特徴です。

スタッフも家族のように接してくれます。

もちろん、家族とも一緒に過ごすことができます。

全国的にもホームホスピスの設立の動きが広がっています。

空き家対策としても大事なことです。

今後もホームホスピスに注目していきたいですね。

子供ホスピスとは

■難病の子供を救え!

国内には、難病児童といわれる子供達が数多くいます。

そのうち、生命を脅かす病気を持つ子供が2万人いるといわれています。

毎年8000人の尊い命が幼くして亡くなっているのです。

しかしながら、日本には子供専用のホスピスがありませんでした。

ホスピス・ケアとは、「その人がその人らしい生を全うすることができるように援助すること。」です。

患者の肉体的な痛みの緩和、精神的な不安の緩和、日常生活への援助、家族への援助も行っています。

そんな中、子供ホスピスを立ち上げようとしているNPOがあります。

こちらの団体です。

重い病気や障がいを持つ子供にやすらぎを与える場所として、全国に広まっていくことを祈念いたします。