エンディングノート

エンディングノートの書き方サポートセンターのサイト公開!

■エンディングノートを補足するサイトで、コンテンツ盛りだくさん!

昨年、終活を考えはじめた人のエンディングノートを再出版しました。

出版できたことは事実、ありがたいことでしたが、それだけでは、満足できないものがありました。

それは、エンディングノートを補足する内容や書き方を指導する内容を盛り込めなかったからです。

そのため、出版の後、エンディングノートの書き方をフォローできるようなサイトを作りたいと密かに思っていました。

そこで、ようやく空いている時間を見つけて、コツコツ作りはじめて、ようやく完成しました。

サイト名は、エンディングノートの書き方サポートセンターです。

こちらのサイトは、私が会長を務める終活サポート湘南のメンバーの協力も得て、作成しました。

このサイトには、

・エンディングノートの概要

・各章の記入のポイントの解説

・添削や記入の相談

・セミナー講師の受託

・終活サービス

上記を掲載しています。

ぜひ、このサイトをご覧いただき、各サービスをご利用いただきたいと思います。

ちなみにこのサイトは、私の著書だけでなく、エンディングノートなら何でも添削や相談を受け付けております。

ぜひ、ご活用ください。

エンディングノートを記入するメリットとは

■なぜエンディングノートを記入する必要があるのか!

エンディングノートは、私が知る範囲でもこれまでに約70冊以上が出版されています。

書店に行けば、今でも何冊かは残っていますが、大半は消えてなくなりました。

これは、エンディングノートの需要が減ったというよりは、無料で配布している団体の影響もあり、質のよい物だけが残るように精査されたのです。

ちなみに私の著書も発売当初は書店に並んでいましたが、最近は大きな書店以外では見かけなくなりました。

ただし、決して質が悪いわけではありませんよ。

ただひとつ言えることは、エンディングノートは、全体的に内容が薄いものが大半であるということです。

本という形のほかに、冊子やバインダー形式などもあります。

冊子も書店に並ぶものから、有料・無料のものまであります。

バインダー形式は、差し替えが可能なので、書き直しもできるものです。

冊子やバインダー形式のものは、やはり内容的に薄く、物足りなさを感じるものが多いです。

エンディングノートは、大まかに分類すると、

1.行政書士や弁護士・ファイナンシャルプランナーなどの専門家

2.葬祭業者

3.出版社独自その他一般

が執筆したものに分かれます。

行政書士や弁護士・ファイナンシャルプランナーなどが執筆したものは、実務的に関係する「遺言その他」、「財産整理」が詳しい傾向にあります。

ただし、葬儀の部分が手薄なものが多いです。

葬祭業者が執筆したものは、やはり「葬儀とお墓」が詳しいです。

しかし、「遺言その他」「財産整理」がやはり手薄です。

出版社独自に発行したものは、オーソドックスです。

しかし、全体的に物足りません。

このように、それぞれ専門がありますので、自分にとって、何が特に心配なのかを考えて、エンディングノートを選んでいただけるとよろしいのではないでしょうか。

ちなみに当職が書いたエンディングノートは、かなり詳細です。

終活を考えはじめた人のエンディングノート参照

エンディングノートとは

■静かなブームといわれるエンディングノートとはどんなものか

エンディングノートとは、自分にもしものことが起こったときのために、伝えておきたいことをまとめてノート形式で記入しておく書き込み式ノートのことです。

別名「遺言ノート」とも言われます。

一般的にエンディングノートは4つに構成されています。

1.「自分史」今までの人生についての振り返り

2.「遺言その他」遺言や介護・終末医療についての希望

3.「財産整理」財産の整理と形見分け

4.「葬儀とお墓」死後の葬儀やお墓についての希望

つまり、「遺言ノート」の名のとおり、遺言が中心となっています。

遺言だけでなく、遺言とその周辺にあるものをまとめて考える、頭の中を整理するために誕生したものといえます。

エンディングノートの役割は、「将来発生する問題を提起し、それに対する自分の回答・希望を考え、記入し、その内容を対策として実行するもの」です。

ノートを見ることにより、介護や葬儀などの問題に気付くことができます。

また、生前贈与や成年後見制度などの選択肢を知ることもできます。

自分でよく考えながら、あるいは家族とも相談しながら記入するのです。

ただし、書いただけでは、法的拘束力はありません。

そこで、記入した内容を対策として実行する必要があります。

それでは、なぜ対策が必要なのでしょうか?

それは、何もしないと思いがけず、トラブルが発生してしまうためです。

だからこそ、こうしたトラブルを回避するためにノートの記入が必要なのです。

ノートを記入するということは、自分自身のためだけでなく、愛する家族のためにも必要なことなのです。

終活を考えはじめた人のエンディングノート参照