■おかげさまで開業して早25年です。
3月10日を持ちまして、事務所(行政書士FP武井事務所)を開設してから、ちょうど25年となりました!
25年といえば、四半世紀であり、ずいぶん長く続けてきたのだということになります。
それでもそんなに長くやってきたという自負もあまりありません。
ただ突っ走り続けて、いつの間にやら、ここまでたどり着いたというのが正直なところです。
開業の経緯を改めて申し上げると、大学在学中に行政書士と宅地建物取引士の資格を取得しました。
当初は、この資格を活かすことより、公務員試験を目指していましたが、どうも縁がありませんでした。
知り合いの方の援助もあり、思い切って、1995年の3月10日に行政書士として開業することになりました。
開業当初から、仕事が順調であったわけではありません。
この仕事は、独立開業しても食べていける人の方が圧倒的に少数派のきびしい世界です。
食えない時期ももちろんありましたが、それでも自己研鑽と修業は怠りませんでした。
私にとっての修行の最大の成果は、ホームページの制作でした。
2002年に事務所のホームページを立ち上げました。
当時は時間もあったので、たくさんコンテンツを作成しました。
その結果、少しづつですが、ホームページから集客することができました。
今やホームページは集客に欠かせないものとなりました。
現在のところ、6つのサイトを運営し、ページ数も総数で500は超えています。
いまだに時間があれば、コンテンツを作成しています。
また、講演活動や執筆活動にも取り組みました。
ホームページを通じて講演依頼があり、最初に公民館でエンディングノート講座の講師を務めました。
その講座用に作成したエンディングノートを書籍として出版しました。
さらに相続に関する本や終活に関する本も執筆しました。
その結果、メディアにも取り上げていただく機会が増えました。
週刊誌や月刊誌等の雑誌や地元の情報誌、相続に関するドラマの監修等、なかなかできない体験をさせてもらうことができました。
そして、25年の間に、たくさんの方とお会いすることができました。
一人ひとりの悩み事やお困りごとを解決するべく、努力と精進を重ねてまいりました。
その結果、おかげさまで、このように25年間も事務所を続けることができました。
「継続は力なり」と申すように、事業を行う上で最も重要で難しいことは、継続することに他ありません。
誰でも開業したての頃は、情熱にあふれています。
しかし、事業を継続するためには、情熱だけでは足りません。
もちろん、自己研鑽と修業は不可欠です。
そのうえで、知恵と工夫(戦略性)が必要です。
その結果として、今があるのだと思います。
開業当初に掲げた目標は、「事務所を50年続けることです。」
何の自信も根拠もなく掲げた目標ですが、石にかじりついてでも続けていこうと決心したわけです。
25年続けたと言っても、この目標の半分にようやくたどり着いただけです。
ここから先もさらに磨き続け、新たなことにも挑戦してまいります。
今後とも、当事務所をよろしくお願いいたします。