■相続人にあたる人がいないならば、遺言を遺しておかないと困りますよ!
遺言を遺そうとする方は、増えてはいますが、それでもまだ少ないのが現状です。
最近では、エンディングノートや終活等がメディアで取り上げてもらうようになり、遺言の重要性を認識している方もいます。
特に、一人暮らしの高齢となった「おひとりさま」は、先を見据えて遺言を遺す準備をはじめています。
おひとりさまの中でも、子供がいない方や兄弟とも疎遠や亡くなっている方など身寄りのない方の遺言の作成は増えています。
身寄りのない方の場合、財産を誰にあげるのか、悩むこともあります。
その場合、知人や友人等の身近でお世話になった方にあげるのもいいかもしれません。
また、お世話になっている介護施設や社会福祉施設、または自分の母校等に寄付するという内容にするケースもあります。
その点は、遺言を遺される方の意思や想いを大切にして遺言を作成するようにしています。
あと忘れてはいけない点は、葬儀代やお墓に関する費用、遺品整理等の片付け代、遺言執行代も考慮に入れるようにアドバイスしています。
遺言作成を通じて、その方の安心できる終活支援を行うように務めています。