■誰が亡くなったのかがわからないような死に方はしてはいけません!
無縁社会といわれる現代において、社会との関わりもないまま、亡くなる方(いわゆる孤独死)が増えています。
さらにすごいことには、亡くなった方がどこの誰だかわからないケースも増えてきています。
そのような身元が判らずに亡くなった方を「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」といいます。
行旅死亡人の遺体は発見された市区町村が引き取ることになっています。
自治体が遺体を火葬して、遺骨を保管します。
そして、官報に市区町村長の名義で行旅死亡人が掲載される段取りです。
親族に遺体の引取りを要望しているわけですが、実際のところ、皆無で、最終的には無縁墓地に合祀されることになります。
非常に寂しい最期を迎えたこととなるわけですが、このようなことにならぬように、親族や知人・友人あるいは地域などと関わりを持っていただきたいと願います。