■今後ますます注目される自然葬とは
「お墓に入りたくない」、「不景気の最中、値段が高すぎて自分の入るお墓がない」などの理由から、お墓に入らず、自然葬を希望する人が増えています。
自然葬とは遺骨を細かく砕いた遺灰を海、山、川、湖などにまいて自然に還す散骨による方式です。
墓地、埋葬等に関する法律や刑法の遺骨遺棄罪に反しない程度に節度を持って行うようにします。
自然葬の種類としては、
1.山に埋葬する「樹木葬」
2.海に散骨する「海洋葬」
3.空中散骨を行う「空中葬」
4.宇宙に打ち上げる「宇宙葬」
このように埋葬に関する意識の変化と経済状況の悪化により、自然葬を選択する方も今後増えるのではないかと思います。
「お墓に入る」「お墓には入らない」の意思表示は、きちんと生前に遺しておくべきです。
自然葬を希望するなら、なおさら文書で遺しておきましょう。
できたら、遺言とあわせて、公正証書にしておくとよろしいかと思います。
※納骨と散骨参照