■食べることができなくなったときの対応策
高齢者の方で、口から物を食べられなくなるケースが増えています。
食べられないと安楽死(自然死)となってしまいますが、延命措置として、注目を浴びているのが、胃ろうです。
胃ろうとは、お腹に小さな穴をあけ、そこから胃に管を入れて、直接水分や栄養を入れる方法です。
胃ろうの手術は、比較的簡単な内視鏡手術で、時間的に20分程度で終了します。
ただし、合併症などを起こすことも考えられるため、手術前の説明と同意が必要となります。
また、胃ろうを行う患者の大半は、脳卒中の後遺症や認知症の末期の方です。
患者に代わって家族が同意します。