■認知症の相続人が出てきたら、認認相続が始まります!
かつて、AERA(アエラ)の記者から取材を受け、相続に関する特集記事にしてもらいました。
その記事に掲載されていた中に「認認相続」という用語がありました。
この用語はもちろん専門用語ではありません。
「老老相続」と同様にメディア(記者)で造った造語です。
おもしろいというか、わかりやすい用語ではないでしょうか。
残念ながら流行語大賞にノミネートされませんでした(泣)
さて、「認認相続」とは、相続人の中に認知症等で判断能力が劣る、あるいは判断能力がない方が複数含まれるケースの相続のことです。
このような事例は今後増加していくことは容易に想像できます。
相続人全員が認知症なんてことも笑い話でなくなるかもしれません。
認知症の方がいるだけで、相続手続の負担が余計にかかりますので、認認相続は、非常に大変であると断言できます。
当職は、これで、「認認相続の専門家」として、全国に名をあげたことになったかもしれませんね(笑)