■超高齢社会に役立つ学問こそが老年学!
超高齢社会においては、高齢者という考えや定義は、以前とは変わってきていると思います。
そんな中で学問の世界で、高齢者について研究していると言えるものは何かを思い調べてみました。
それこそが、「老年学」です。
老年学とは、英語ではジェロントロジーといわれます。
老年学は、老いることや加齢について心理学、社会学、生理学、栄養学的に考える学問で、まだ歴史も浅いです。
超高齢社会だからこそ、高齢者のライフスタイルについて、学ぶことや研究することは必然です。
それは学問の世界のみならず、ビジネスの世界でも、高齢者をターゲットとした商品開発やサービス提供に力を入れている会社や事業者は増えてきているからです。
終活やエンディングノートにおいても、今後は、老年学を意識したものを提供していかなければなりません。
そういう意味では、老年学を学ぶことは、人生を学ぶことにつながります。
また、必然的に己の人生観や死生観の確立にも役に立つでしょう。
老年学を学べる機関はまだ少ないです。
大学院では、桜美林大学に老年学研究科が唯一あります。
また、企業も老年学を学び始め、高齢者のライフスタイルを提案しはじめています。
誰もが年を取り、いずれ高齢者となるわけです。
早い段階で、老年学を学んでおくと、今後の人生に花を咲かすことができるでしょう。
老年学を制する者が人生を制することになるかもしれません。