社会福祉法人が運営する施設を利用するときの注意点とは

社会福祉法人が運営する施設を利用するときの注意点とは

■社会福祉法人の運営する施設ではトラブルや事件も起こりますから要注意です!

以前に某社会福祉法人において、施設利用者に対する暴行死事件に関する報道が流れました。

当時、勤務していた職員が施設利用者に対して、暴行を行った容疑で逮捕となりました。

事件の発生から4年以上の月日が流れましたが、警察の執念の捜査により、事件として表に出たわけです。

このように、事件として警察が逮捕まで至る場合は、表沙汰になるため、社会福祉法人に与えるダメージは計り知れません。

ちなみに、ここでいう社会福祉法人が運営する施設とは、保育園、幼稚園、学童保育、障害者施設、デイサービス、老人ホーム等です。

これらの施設には、保育士、幼稚園教諭免許、指導員、看護師、介護福祉士等の国家資格者が在籍しています。

ただし、それぞれの有資格者がいても、中には、意識の低い方や雑であったり、乱暴な者もいます。

そのような者に運悪く当たってしまうと悲劇が起こります。

社会福祉法人の施設においては、殺人事件が起きていても、いくら必死に警察が捜査しても、証拠がなかったために事件として取り扱われず、事故死として、闇に葬り去られるケースもあります。

特に社会福祉法人の理事長や施設長が結託して自己保身に走ってしまうと、殺人事件という事実を知りながらも証拠を隠滅して、事故死として処理しようとするのです。

これは、社会福祉法人の施設だけでなく、人を預かる施設では、どこであっても起こり得ることです。

ですから、絶対100%安心安全であるとは思わない方が賢明です。

そのような理由で、社会福祉法人の施設を利用する場合は、事前に法人そのものや施設の見学をする等の下調べをしたうえで、利用するのが賢明な方法です。

少しでもよからぬ噂や評判がある施設は、問題があるケースも少なくありません。

冒頭の社会福祉法人の施設においては、リアルでもネットでも悪評名高い施設であることが判明しました。

ですから、施設長のコメントは、「驚いております。重く受け止めております。捜査に協力してまいります。」等とまるで他人事のような発言をしていました。

実におかしなコメントです。

なおかつ、この施設は、他の利用者に対しても亡くなった事実を隠蔽していました。

お気づきになった方もいるかと思いますが、この施設長は、おそらく真実を知っているはずです。

容疑者から真実を聞き出すことが出来る立場でもあり、機会もあったわけですから、当然です。

それを踏まえて、証拠隠滅や他の職員と組織ぐるみで口裏合わせを行った可能性があります。

この社会福祉法人の施設に勤務している間は、施設長の目が光っているので、職員も真実を話さないでしょう。

ところが、退職すれば、目が届かなくなりますので、警察の捜査に対して、「実は暴行死だったのです。」と真実を告げたのかもしれません。

なお、この施設長には、他の利用者や国民に対する説明責任もありますし、監督責任もあります。

施設長の辞職は逃れられないと思いきや、未だに居座っているから驚きを隠せません。。

亡くなった方のご遺族はさぞかし、無念であり、後悔していることと思います。

社会福祉法人が運営する施設には、良心的なところもありますので、家族がどうしても利用することになった場合は、ぜひ、下調べをしてから利用してください。