■戸籍を見ていると、その方の人生模様が見えてきます!
相続においては、複雑な相続関係の手続を行うこともあります。
相続手続には、相続人の調査を必ず行います。
その際に、戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本を取り寄せます。
全部、取り寄せた後、相続関係説明図を作成します。
その戸籍謄本には、出生・結婚(離婚)・子供(養子縁組)・死亡等の情報が記載されます。
戸籍を見ながら、その人の人生がどうだったのか、あくまでも想像ですが、読み取るのが、面白かったりします。
人それぞれ異なり、その人なりの人生模様が戸籍に反映されていますから。
さて、最近感じることは、次の点ですね。
□50~60代の単身者が増加している(未婚者が多い)
一昔前までは、あまり見かけませんでしたが、最近本当に多いのです。
中には、50代の兄弟で4人が全員が単身者という戸籍を見かけました。
今や40代の未婚者は、当たり前のようにいますので、今後5~10年先は、50代の単身者は確実に急増しますね。
超単身社会の到来です。
単身者が増えると、相続だけでなく、年金・医療・介護といった新たな問題が増えてくると思います。
何だかんだ言って、困った時に頼れるのは家族ですから。
戸籍から、今後の社会がどうなるかも予測ができるともいえるのではないでしょうか。