■自分の帰る場所がなくなるということは切ないことです!
世の中には、家族との縁がない方もたくさんいます。
子供の頃から、一家離散となってしまう方もいますし、成人後に独立してから、家族と疎遠になる方もいます。
特に両親と早期に離縁したり、死別したり、あるいは実家を引き継いだ兄弟と折り合いが悪く疎遠となった等の理由で、いわゆる実家と縁が切れてしまうケースがあります。
また、実家そのものが住む人が誰もいなくなり、売却や賃貸する等の理由で存在しないケースが発生します。
実家がないということは、何か困ったときに相談や頼りにすることができないということです。
また、親族間の縁が切れてしまっているので、法事や仏事も招かれないということもありえます。
実家がなくなったために、亡き親や先祖との接点は、お墓だけという方もいます。
自分のルーツが閉ざされたということで、自分自身の存在意義を考えさせられることもあります。
仕事ではうまくいっているのに家庭運がない人もいますが、家族や先祖があっての自分であるということも忘れずに精進していくことが大切ですね。