■人生で最期を迎える場所を考えておくことも大切なことです!
人生の終末期をどこで過ごすかということは、人生の締めくくりという意味でも重要なことです。
余命いくばくもない状況なら、病院で過ごすよりは、少しでも自分らしく最期を迎えることができるような施設を希望する方も増えています。
終末期の場合、やはりホスピス・ケアを検討する方も多いです。
そんな中で、今、「ホームホスピス」が注目されています。
ホームホスピスとは、民間のケア付き共同住宅です。
医療と介護が一つとなったホスピスケアのチームとして、がんに限らずあらゆる病気や障がいを持って生きることの困難に直面している人とそのご家族の生活を支援しています。
ホームといっても、単なる家でなく、安らぎを感じられるという点がコンセプトです。
第二の家のようにリラックスして、最期まで安心して過ごすことができる居場所をめざしています。
それは、施設を新たに立ち上げるのではなく、空き家の民家を有効活用しているためです。
また、地域に開かれているという点も大きな特徴です。
スタッフも家族のように接してくれます。
もちろん、家族とも一緒に過ごすことができます。
全国的にもホームホスピスの設立の動きが広がっています。
空き家対策としても大事なことです。
今後もホームホスピスに注目していきたいですね。