■介護と育児を同時にこなす人が世の中には増えているのです!
超高齢社会の真っただ中にいます。
介護で大変な思いをしている方はたくさんいると思います。
でも、介護だけでなく、同時に育児も行っている方もいるのです。
介護と育児を同時に行うことを「ダブルケア」といいます。
介護で、1人だけでなく同時に父親と母親を見る場合も広い解釈でダブルケアになると思います。
ダブルケアを行っている人は、体力的にも精神的にも負担が大きいです。
親や子供の炊事洗濯や排泄、入浴や着替えまで面倒を見るのです。
はっきり言えば、毎日が地獄絵図のようなものです。
仕事もしていれば、なおさらです。
プライベートな時間はほぼなくなりますので、ストレスも溜まります。
1人でできることには限界がありますので、すべてを抱え込まず、家族や親族等の力を借りることも大事なことです。
家族が理解や協力がない場合は、家庭崩壊へ進んでしまいますので、地域包括支援センターや行政に相談するなり、対応が必要となります。
介護保険のサービスの利用も積極的に検討しましょう。
また、育児に関しても、待機児童の問題もありますが、保育園の入園も検討するとよろしいでしょう。
ダブルケアは経験した人でないと理解してもらえない辛さがあります。
とにかく苦しい日々が続きますが、ダブルケアが永遠に続くわけではありません。
育児と介護が終われば、自由な時間を手に入れることができますので、その日が来るのを待って、辛抱してください。