■相続人のパターンでは一番少ないケースでもある親が相続人になるケースとは
相続人とは、ある程度パターンが決まっています。
1番多いのが、子が相続人となるケース
2番目に多くて、最近増えているのが、兄弟姉妹が相続人となるケース
あと、まれなケースですが、親が相続人となることもあります。
正確には、直系尊属となりますが、子に続いて、第2順位ですから。
ただ、やはり親が相続人となるには、いくつかの要素が必要となります。
1.子(被相続人)が若くして亡くなること
20~60代が想定範囲内です。
2.子供がいないこと
子供がいたら、当然そちらが相続人となりますので。
3.親が長生きしていること
90代以上の場合、子が先に亡くなることも珍しくはありません。
親より早く亡くなっているわけですから、親不孝になってしまいます。
親としても、つらい状況であるのは、容易に察知できます。
実際に40代の娘が亡くなり、その親から依頼を受け、相続手続を行いました。
娘の遺品整理をしていると涙が止まらなかったとお話されていたのが印象的でした。
あまり親が相続人となるケースがないことを祈念します。