行政書士FP武井事務所

転落人生を歩む者とは

転落人生を歩む者とは

■人生は長期戦ですから、焦らず、急がず、ゆっくりと自分の道を歩むべし

最近、私の身のまわりで、うつ病で精神的におかしくなったり、ひきこもりをしている者がいます。

それらの者の特徴は、学生時代は、勉強ができて優秀だったのですが、途中で息切れして、社会人になって、やむなく退社して、そのような状態になっています。

そのような者に限って、小学生から学習塾に通って勉強に励みすぎた結果だと思います。

小学校や中学校で多少成績がいいくらい、どうでもいいことです。

小学生や中学生は、体力を付けるべき時期であって、必要以上に頭を鍛えるのは、間違っていると思いますね。

私も小学生の時は、勉強しませんでしたから。

小学生から勉強しすぎるということは、マラソンでいえば、最初から全力で走ってしまっているようなものです。

マラソンで、最初から全力で走ってしまったら、どうなりますか?

途中で棄権(リタイア)するわけです。

まさに人生そのものを棄権しているようなものです。

「ウサギとカメ」でいえば、ウサギですね。

人生はカメでいいんです。

本来、人生とは、走るものではなく、歩くものでしょう。

そういったことがわからないのが、本人やその親ですね。

ちゃんと人生というものを把握していれば、小学生から勉強させずに体力強化に励むほうが賢明であるといえるのではないでしょうか。