行政書士FP武井事務所

人間関係を断捨離するメリットとは

人間関係を断捨離するメリットとは

■人付き合いは流れる川のように、時間の経過とともに変化していくのが世の常です!

古今東西、良くも悪くも人間関係に悩まされることは必然の世の中です。

学校や職場に所属しているときは、否が応でも毎日のように顔を合わせるので、うまくいっているときはよくても、一度、人間関係でつまづくと毎日が地獄になってしまう経験はよくあることです。

また、他人同士だけでなく、実の親子や兄弟姉妹、夫婦や義父母、義兄弟に至っては、人間関係が気まずいと修復不能で質が悪い状況となります。

ですから、シニアになれば、このような煩わしい人間関係を一度、リセットしてみることも考えておくべきです。

ここでいうリセットとは、疎遠だったり、以前は仲良しだったが、時間の経過とともに、話が合わなくなる等、もう元のような関係には戻れないようなケースならば、その方とは、縁を切ってしまうということです。

それが、人間関係の断捨離です。

断捨離するにあたり、選別する基準というものは、明確にはありません。

それでも、今後、付き合う予定がない方や話が合わないので付き合うメリットがない方、あるいは、付き合うことがとても不快な方等は確実に切るべき相手です。

一度縁を切るならば、一生、その方とは関わらないという決断をした方が、間違いはありません。

無理につながる必要性もありませんので、スパッと切ってしまいましょう。

SNSでも同様です。

それでは、具体的な関係で考察していきます。

1.友人関係

学生時代の友人は、昔から知っている人なので、話が合えば、面白いのですが、年齢を重ねるごとに家庭環境や経済面等で、大きく変わってしまいますので、人間性も昔とは大きく異なっていると思って間違いありません。

ですから、昔のイメージで付き合うと、痛い目に会うこともありますので、要注意です。

付き合っていて、昔と違って、話が合わないこともよくあります。

特に人生がうまくいってない人と関わると足を引っ張られますし、トラブルの原因にもなります。

2.地域関係

自治会や町内会、サークル等の地域コミュニティは、同じ地域の方なので、話しやすい面もありますが、それぞれ歩んできた道が異なりますので、深く関わると違った面が見えてきます。

それでも、うまくやっていけるならいいのですが、必要以上に関わらないことが賢明です。

家庭の状況などをすべて話してしまうと、勝手に家に入り込んできたり、他の人に話してしまう等の被害に遭うこともあります。

3.親族関係

親族の場合は、表面的な付き合いだけで済まないこともあるので、どうしても合わないのであれば、無理に付き合う必要はありません。

特に金銭面でトラブルになると泥沼になりますので、早めに切っておくことが身を助けます。

4.SNS

フェイスブックやLINE、インスタグラム等でつながっていることも多いかと思いますが、自分の情報を必要以上に掲載しすぎないことも大事です。

中には、家庭の事情に踏み込んで、付け込む人もいるので、気を付けて投稿すべきです。

ですから、友達から外してしまうことやグループから退会することを実践すべきです。

以上です。

人間関係を断捨離すると、余計な負担や患いから解放されますので、すっきりします。

付き合うべき方は、気持ちよく付き合える方に厳選するのがよろしいかと思います。

友人も2~3名程度で十分です。

もちろん、1名でも、あるいは誰もいなくても問題ありません。

いざというときに助けてもらえるような方が1人でもいればいいのです。

人生は時間が限られていますので、無駄な人間関係に悩まされることなく、有意義に過ごすためにも人間関係の断捨離は必要不可欠となります。

数は少なくとも親しく長く付き合える方を大事にしてください。

それが、人生を楽しむコツです。