財産管理

無保険者とは

■貧困状態となると医療を受診しなくなります

経済状況は厳しさを増すばかりです。

そのような中で、無職や持病のため、収入がなく、保険料が支払えず、「無保険」となっている方が増えています。

無保険では、病気になっても医療を受けると全額自己負担となるため、受診しないわけです。

そのように、受診しないまま、症状が悪化して亡くなる方が増えているわけです。

「金の切れ目が命の切れ目」といわんばかりの現状にむなしさを感じます。

生活保護者も多いですが、これからは、いかに体をケアして、職を手に入れていくことの大切さを物語っているのではないでしょうか。

国に頼るだけではなく、自分なりにやってみること、あるいは相談先を見つけて相談していただきたいと思います。

貸付金はプラスの遺産とは

■むやみにお金を貸し付けるのは危険です!

先日、電話でのご相談で、「亡くなった母親が生前に息子と娘に貸し付けたお金は、マイナスになるのでしょうか?」というご相談をいただきました。

借入金ならば、明らかにマイナスになるのは、お分かりだと思います。

貸付金はその反対ですから、当然プラスになります。

よくあるパターンは、会社経営者で、個人として会社に資金を貸し付けたケースです。

返済されていなければ当然これは、プラスの財産です。

この貸付金が膨大だったため、相続税が課税されてしまうケースもありました。

お電話でご相談の方は、税理士にも相談されたようですが、間違ったアドバイスをされたようです。

貸付金がある場合には、よく注意してください。

団体信用生命保険とは

生命保険には、いろいろと種類があります。

その中で、団体信用生命保険というのがあります。

これは、住宅ローンを組むときに、ローンの返済中に契約者が亡くなった場合、保険金でローンの残額を返済するものです。

住宅金融金庫のローンを除いては、加入が義務づけられています。

故人が団体信用生命保険に加入していたかを確認して、借入先の金融機関にて手続を行います。

該当する場合は、早めに手続を行いましょう。

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破産者の復権とは

■破産したからといって、人生が終わるわけではありません!

先日、電話で古物商の許可申請に関して、「破産してから10年経過したけど、欠格要件に該当するのか?」とのご質問をいただきました。

「破産者の復権」と言われてもすぐには思いつかず、よく調べたところ、破産法の255条に規定されています。

概略を述べると、以下の4点です。

1.免責許可の決定が確定したとき。

2.破産手続廃止の決定が確定したとき。

3.再生計画認可の決定が確定したとき。

4.破産者が破産手続開始後、詐欺破産罪の有罪判決を受けることなく10年を経過したとき。

つまりは、上記の4に該当するため、欠格要件に該当しないというのが回答です。

破産者でも復権していれば、問題ないということです。

勉強になりました。