エンディングノート

エンディングノートを記入するメリットとは

■なぜエンディングノートを記入する必要があるのか!

エンディングノートは、私が知る範囲でもこれまでに約70冊以上が出版されています。

書店に行けば、今でも何冊かは残っていますが、大半は消えてなくなりました。

これは、エンディングノートの需要が減ったというよりは、無料で配布している団体の影響もあり、質のよい物だけが残るように精査されたのです。

ちなみに私の著書も発売当初は書店に並んでいましたが、最近は大きな書店以外では見かけなくなりました。

ただし、決して質が悪いわけではありませんよ。

ただひとつ言えることは、エンディングノートは、全体的に内容が薄いものが大半であるということです。

本という形のほかに、冊子やバインダー形式などもあります。

冊子も書店に並ぶものから、有料・無料のものまであります。

バインダー形式は、差し替えが可能なので、書き直しもできるものです。

冊子やバインダー形式のものは、やはり内容的に薄く、物足りなさを感じるものが多いです。

エンディングノートは、大まかに分類すると、

1.行政書士や弁護士・ファイナンシャルプランナーなどの専門家

2.葬祭業者

3.出版社独自その他一般

が執筆したものに分かれます。

行政書士や弁護士・ファイナンシャルプランナーなどが執筆したものは、実務的に関係する「遺言その他」、「財産整理」が詳しい傾向にあります。

ただし、葬儀の部分が手薄なものが多いです。

葬祭業者が執筆したものは、やはり「葬儀とお墓」が詳しいです。

しかし、「遺言その他」「財産整理」がやはり手薄です。

出版社独自に発行したものは、オーソドックスです。

しかし、全体的に物足りません。

このように、それぞれ専門がありますので、自分にとって、何が特に心配なのかを考えて、エンディングノートを選んでいただけるとよろしいのではないでしょうか。

ちなみに当職が書いたエンディングノートは、かなり詳細です。

終活を考えはじめた人のエンディングノート参照

エンディングノートとは

■静かなブームといわれるエンディングノートとはどんなものか

エンディングノートとは、自分にもしものことが起こったときのために、伝えておきたいことをまとめてノート形式で記入しておく書き込み式ノートのことです。

別名「遺言ノート」とも言われます。

一般的にエンディングノートは4つに構成されています。

1.「自分史」今までの人生についての振り返り

2.「遺言その他」遺言や介護・終末医療についての希望

3.「財産整理」財産の整理と形見分け

4.「葬儀とお墓」死後の葬儀やお墓についての希望

つまり、「遺言ノート」の名のとおり、遺言が中心となっています。

遺言だけでなく、遺言とその周辺にあるものをまとめて考える、頭の中を整理するために誕生したものといえます。

エンディングノートの役割は、「将来発生する問題を提起し、それに対する自分の回答・希望を考え、記入し、その内容を対策として実行するもの」です。

ノートを見ることにより、介護や葬儀などの問題に気付くことができます。

また、生前贈与や成年後見制度などの選択肢を知ることもできます。

自分でよく考えながら、あるいは家族とも相談しながら記入するのです。

ただし、書いただけでは、法的拘束力はありません。

そこで、記入した内容を対策として実行する必要があります。

それでは、なぜ対策が必要なのでしょうか?

それは、何もしないと思いがけず、トラブルが発生してしまうためです。

だからこそ、こうしたトラブルを回避するためにノートの記入が必要なのです。

ノートを記入するということは、自分自身のためだけでなく、愛する家族のためにも必要なことなのです。

終活を考えはじめた人のエンディングノート参照