待機老人とは

■老人ホームに入りたくても入れないと介護地獄が待ち受けます!

ニュースや新聞では、待機児童問題を取り上げることが多いですが、待機老人問題を取り上げるケースは少ないです。

待機老人とは、特別養護老人ホーム等に入所を希望しているが、なかなか空きが出ないために入所できない高齢者のことです。

厚生労働省の発表によると、待機老人の数は、全国で52万人。

なぜ、これだけの待機老人がいるかといえば、特別養護老人ホームの数が少ないということもありますし、特別養護老人ホームは民間の有料老人ホームよりも安価であるため、申込が殺到するためでもあります。

そのため、特別養護老人ホームに入所の申込をしても何年も待つことになります。

その待っている間も、家族が介護するので、負担がかかります。

入所を待っている間に症状が悪化して、お亡くなりになるケースもあります。

そのため、どうしても家庭で見ることができないが経済的に余裕がある場合は、民間の有料老人ホームへ入所することを検討するのもよろしいかと思います。

民間の有料老人ホームの場合、安くても月額20万円はかかります。

入所者本人に資力があるなら、貯金を切り崩しながら、資力がない場合は家族が負担しながら、数年間暮らすことになるので、資金面も準備しておく必要があります。

資金的に有料老人ホームの入所が厳しい方もいます。

その場合、地域包括センターに相談したり、介護保険のサービスを活用する等、専門家に相談したほうがいいです。

誰にも相談しないまま、介護地獄となってしまうと介護する側と介護される側の共倒れになり、孤独死に直結します。

介護が必要となる高齢者は増加が見込まれています。

要介護の高齢者を抱える家庭は施設に入所できれば、安心なのですが、入所できなかったときのことも想定しておかなければならない時代と肝に銘じておく必要があります。

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